看護師が使うターゲスとは?グルコバイと人工透析

測定する時間によって、人間の血糖値は変わります。起床時、食前、食後、活動時、などによって値が変わります。
ターゲスは看護用語で、糖尿病の治療や糖尿病の疑いのある人に対して行われる検査のことです。
ターゲス検査は、朝食前と朝食の2時間後、昼食前と昼食2時間後、夕食前と夕食2時間後、就寝前の合計7回測定します。
時間帯による血糖値の変化を調べることで、いつ血糖値が高いか低いかを把握します。
ターゲスを行い、インシュリンの投与量を決定します。
糖尿病では、糖尿病性腎症という合併症のリスクが上がります。腎臓の機能は尿を作ることで、一緒に体内の毒素を捨てています。もし腎臓がうまく働かなくなると、毒素が捨てられなくなり尿毒症という中毒症状を起こしてしまう危険性があります。尿毒症は、嘔吐、めまい、頭痛、など不快な中毒症状を引き起こします。
糖尿病性腎症になってしまうと、人工透析を受けて機械によって溜まった尿を抜き取る必要が出てきます。週に3回、数時間受ける必要があります。
人工透析は時間がかかりますし、一生必要になる可能性が高いので、なんとか避けたいものです。人工透析はQOL(生活の質)を著しく下げてしまい、生活や仕事に支障をきたします。
腎症など糖尿病による合併症のリスクを下げる薬には、グルコバイがあります。グルコバイは二糖類を単糖類に分解するαグルコシターゼという酵素の働きを邪魔することで、腸管からブドウ糖が吸収される速度を遅くします。グルコバイを使ってもブドウ糖は腸管から血液内へと取り込まれてしまいますが、血糖値の急上昇を防ぐことで、腎臓や血管などの各器官への糖毒性を弱めてダメージを最小限に抑えることができます。

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