糖尿病データ管理の委託先、グルコバイと境界型の症状

糖尿病のデータ管理ソフトウェアを使用している医療機関の医師を中心にして運営されている研究会では、糖尿病の実態把握と改善を目的として他の施設の機関と共同研究を行っています。
このデータの個人情報は、業務の円滑化のために委託先に情報を預けて、必要な範囲で個人情報を提供することがあります。委託先との間では取り扱いに関する契約の締結や監督がしっかり行われているので、情報漏洩の心配はありません。
委託先では、氏名、郵便番号、住所、電話番号、保険証の番号、などの情報を一切提供されないので、個人が特定されることはありません。
糖尿病は年々患者数を増やしている病気で、腎症や網膜症、動脈硬化、などの合併症のリスクが高いのが問題です。
境界型糖尿病も注意が必要と言われる状況で、少し血糖値が高め、糖尿病予備軍、などという言葉で表されます。境界型は細い血管の合併症を起こすリスクはほとんどありませんが、放っておくと糖尿病に移行してしまったり、太い血管(動脈)の合併症である動脈硬化症のリスクが高くなります。
境界型から糖尿病に移行させないためには、適度な運動や食事制限が必要です。肥満の人は現在の体重の5~10%分の体重を落とすだけでも予防効果が得られることがわかっています。
グルコバイは、糖尿病の予防にも使える薬です。グルコバイは二糖類を単糖類に分解する酵素(αグルコシターゼ)の働きを邪魔する薬です。酵素の効きが悪くなると、腸管から糖が吸収されるスピードがゆっくりになります。すると血糖値の急上昇を防ぐことができるので、糖毒性が抑えられます。
グルコバイは糖毒性を抑えることで、合併症や境界型から糖尿病への移行リスクを低下させることが出来ます。

ページトップへ